5ヶ月ぶりの書き込みになります。昨年8月に行った手術は無事終了しました。13日入院、14日手術、24日退院と2週間たらずの入院でした。

13日午前10時、必要書類、必要品持参の上受付で手続き後、病室に案内される。治療に専念するため個室をお願いしている。(贅沢だが大部屋が8名定員で落ち着かないため)担当の看護師から入院時の説明や車いすの指導を受ける。夕食はありませんでした。

14日朝8時30分手術着に着替え移動式のベッドに乗せられ手術室へ、手術台に乗せられ全身麻酔を打たれて「今から手術するんだな」と実感。いつの間にか麻酔が効き、次に気が付いたのは先生が傷口を消毒して縫っている時で「なんだか中途半端な麻酔の切れ方だな」と思い、先生が手術台を離れるまで目をつぶり寝たふりしていた。時計を見たら12時、3時間ほどの時間が経っていた。切り取った骨頭は見れるか看護師さんに尋ねたら、先生が見せてくれた。レントゲンどおり半分ほど潰れてしまっていた。これじゃ股関節が上手く動くはずはないと自己分析。

病室に運ばれ、改めて自分の状況を見ると、両腕には3種類の点滴、腰には痛み止めの脊髄注射、下半身は麻酔が効いたまま左足は痺れた状態で、右足(手術した方)は感覚がない。13時ぐらいから30分おきに看護師が来て熱を測るだけでなく、麻酔の状況を聞いてくる。「指は曲げられますか?」「足首は曲がりますか?」理由を聞くと、「麻酔が切れて両足が動くようになったら、リハビリを開始する」との先生からの指示があっているとのこと。「俺ってさっき手術終ったんだよな?」とと自問自答。

それでも17時過ぎには歩行器につかまり両腕の点滴を看護師さんに支えてもらって廊下に立っている自分がいた。「歩行器で廊下の2往復」これが手術当日のリハビリ!看護師達も「手術翌日からのリハビリはあるが、当日は初めて見た。」との声(ワイルドだろ〜これは心の声)右足太ももは腫れて常に冷やしている状態だが脊髄注射のおかげで激しい痛みはない。なんだか落ち着くと人工股関節になったんだという実感が込み上げてきた。(続く)